公債費
- officetakada
- 2024年2月16日
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市の財政関係のブログを書いていますが、借金が増えてきて困るよねなんて声をかけられます。
今回は、借金について書きたいと思います。
市がお金を借りる方法として、地方債というものがあります。
これは、お金が足りないから借りるという簡単なものではなく、借りることができる事業が決められていて、借りるにも県や国にお伺いを立ててからという原則があります。
私たちは、銀行からお金を借りると当然、利子を付けて返済しますが、市も基本的には同じですが、借金の内容によっては、国が利子の面倒を見てくれるものもあり、借りた方が得というケースもあります。
来年度の予算総額は、約150億円でその内、借金返済の金額、公債費は6億円くらいです。
一般家庭に置き換えると、600万円の収入で月々2万円程度のローンを返済するような感じです。
あまり心配するような金額ではないので、今のところは安心していいと思います。
貯金があるから車を現金で購入するように、今までは財政調整基金を使って事業をしてきましたが、60年間も使う中学校や道路建設は地方債を使うべきなのです。
その選択が、お金があっただけに誤っていたのだと思います。
財政再建は、お金の使い方だけでなく、用立て方も考えなければいけませんね。




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