御前崎中学校 ３

今回は合併について、経費の面から考えていきましょう。

まず、２つある中学校を１つにするのですから、経費は減るのは当然です。

ただし、市には中学校や小学校の数に応じて、地方交付税が国から交付されます。

また、教師の人件費は静岡県の負担ですので、ここは市の財政とは無関係と言えるでしょう。

少子化が進む中で御前崎地区に浜岡中学校のような新しい校舎を建築するのであれば、費用は莫大なものになりますが、そうでなければ、そんなに経費は掛からないのではないでしょうか。

統合すれば、御前崎地区から通学パスを支度することになりますから、むしろこの費用を考えると、経費が今以上に掛かるかもしれません。

浜岡中学校は、１学年最大７クラスまで対応できるように設計してありますが、７クラス目を作るには当然改築の費用が掛かります。

経費や効率について、感覚的な話になっているような気がします。

そもそも、子どもの教育に、経費のことを第一に考えてはいけないと思います。

他に節約する所はたくさんあるのですから。

明日は、地域振興の面から考えてみたいと思います。