宮沢議員

政治資金パーティーのキックバックを収支報告書に記載していなかった問題で、地元選出の宮沢防衛副大臣が派閥の裏側の話を暴露してニュースに出ていましたね。

びっくりしました。

政治家は、まずいことがあると口をつぐみ、ほとぼりが冷めるまでじっと大人しくしているものだと思っていましたから、このタイミングでのカミングアウトに驚きましたが、彼らしいと言えるのかもしれません。

彼は、東大の剣道部出身で、今も現役六段の剣士です。

何年か前に磐田市の道場で、稽古をお願いされ、立ち会いました。

国会議員の肩書の一つで剣道をしている程度だと舐めてかかり、初太刀で小手を打たれ真剣モードで稽古したことを覚えています。

また、所要で御前崎に来たから、稽古したいと連絡があり、白雲館で稽古したこともありました。

彼の剣道は、相手をだましたり、ひっかけ技を使うことのない、正直まっすぐな剣道です。

正面からわかりやすく打ってきますから、簡単に対応できるのですが、気合と突進力が持ち味です。

今回の暴露も、腹を決めて正直に真正面からという彼の信条からだったのでしょう。

でも、大きな組織の中で政治活動をしているのですから、彼の今後が心配です。

衆議院選挙を前に、国民に嘘はつかない正直さで大胆な行動をとった彼を、地元の代表として応援したいですね。