断層視察
- officetakada
- 2024年11月21日
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昨日の午後、浜岡原子力発電所の視察に新人議員5名で伺いました。
今回は、敷地内に走る断層が、13万年前から動いていない、安全な断層であることを証明するために掘った、トレンチ(縦穴)を実際に見てきました。
トレンチは小学校のプール程の大きさで約10mの深い穴です。
ここの下部に断層があり、その上に堆積した地層が13万年前のものであるから、この断層は活断層ではないというのが中部電力の言い分です。
確かに断層の上に堆積した地層には断層がないので、下部の断層ができてから上部は動いていないことが一目でわかります。
ただ、上部の地層が本当に13万年前なのかと言うことですが、地層中に阿蘇山の噴火で降り積もった火山灰の層が発見され、13万年前の阿蘇山の噴火による火山灰の成分と合致するとのことです。
断層があるが安全な地層であることが証明され、防波壁のかさ上げが完成すれば、いよいよ再稼働に向け、動き出します。
原子力発電所が何をもって安全といえるのか、再稼働することによるメリットとリスクを皆で話し合う時が近づいていますね。




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