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うーん、・・・①

  • officetakada
  • 2023年10月17日
  • 読了時間: 2分

お約束通り、私が最初に出会った議員さんについてのお話しです。


今回お話しするのは、もうお亡くなりになっていますが、複数回の当選経験と議長経験がある方です。


故人の名誉のために実名は控えます。


役場職員ルーキーの私は、使命感に燃えて建築確認申請事務を担当していました。


建築士からの申請を受け付けて、審査を始めたところ、接道要件(4m以上の道路に2m以上敷地が接していること)の道路幅員が満たされていませんでした。


その旨、建築士に伝えると、「話がついているはずだから、確認しろ」とのこと、法律で決められていることで、町で良しとすることではない、確認しようがないと答えたところ、この議員が出できました。


その経緯とは、そもそもその土地は農地で、建築確認申請をする前に農地法5条申請(農転)が必要でした。


その農転が許可されているのに、家が建てられないのは如何なものかということで、主張はもっともです。


しかし、議員の立場でゴリ押しする所が間違っていると思いませんか。


本来は、農地法担当が許可を出す前にチェックするべきことで、行政手続きの問題であり、農地担当課が問題となるはずです。


しかし、この議員は、建設課長、係長を議長室に呼び、その後私が呼ばれ、頭ごなしに怒鳴られ、最後にはクビにするぞと脅されましたが、ルーキーはクビにされてもさほど困ることもないので、やれるもんならやってみろと啖呵を切って、後で課長に怒られました。


法律解釈を変えてまで無理を通せば、後々町の建築行政に歪が出ることは明白で、ルーキーの職員でもわかることです。


結局、町はその道路を拡幅工事することとして、決着したのです。


私は、その道路名を議長無理やり1号線と提案しましたがもちろん却下されました。


今思えば、この時から私の嫌味っぽさは出ていたんですね。


採用後、3ヶ月くらいで、私が初めて接触した議員の話です。


うーん、・・・ですよね!?

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