中学校部活動の地域移行
- officetakada
- 2023年12月4日
- 読了時間: 2分
中学校の問題について、4回にわたりブログを書きました。
今回は、最近話題になっている部活動の地域移行について、お話しします。
先生の働き方改革として、部活動を地域のクラブに任せるという考えがまとまり、何年か後には実現されます。
部活動は原則全員やらなければならないようですが、実際には活動しないものもあり、帰宅部みたいなものもあるように聞いています。
昔は部活の顧問が生活指導まで面倒見てくれて、いわゆる熱血先生はこのようなタイプの方だったような気がします。
ボランティアの指導者が子供たちに部活を教えることは、ルールや倫理をしっかり持てば大丈夫だと思いますが、指導者の確保が大変になると思います。
また、ボランティアでできる範囲も限られているため、夜間の練習やそれに伴う金銭的な負担も発生するかもしれません。
子どものニーズの多様化もあり、どこまで部活でどこから趣味という線引きも難しく、部活動の定義を見直さなければならないと思います。
子どもたちが本当にやりたくてやっているのか、やらされているのか、裁量枠等高校受験のためであるとか、趣味なのか、競技志向なのか色々ありますから、中学での部活について考える時なのかもしれません。
ただ、先生の時間外勤務を減らすために、部活を地域に移行するという切り口は、寂しい気がしますよね。




コメント