中学校部活動の地域移行 ②
- officetakada
- 2023年12月5日
- 読了時間: 2分
昨日のブログの内容を少し掘り下げていきたいと思います。
まず、部活動は誰に何の目的で行うものなんでしょうか?
誰にはもちろん中学生ですが、目的については、中学校学習指導要領に「部活動については,ス ポーツや文化,科学等に親しませ,学習意欲の向上や責任感,連帯感の涵養等, 学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものであり,学校教育の一環として, 教育課程との関連が図られるよう留意すること。」と書かれています。
今後、スポーツ少年団や道場、クラブチーム、文化協会等で部活動として中学生の面倒を看ることになった時、果たして上に書かれていることが実現できるのか疑問です。
活動を通して、責任感や連帯感、体力・技術の向上は習得できますが、学習意欲の向上はどうでしょうか。
スポーツ少年団の活動も熱心なところは、夜9時過ぎまでやっているようですし、土曜も日曜も練習する所もあります。
そもそも、練習開始時間が指導者の都合で夕方6時過ぎからなので仕方ないのですが。
当然、教員がその場に立ち会うことはありませんので、部活動は学校教育と切り離されるのではないかと思います。
部活の指導がしたくて教師になったなんて方の話も聞いたことがありますので、教員不足に拍車がかかるのではないかと思います。
また、私立中学校のきめ細やかな指導が、よりクローズアップされ、公立中学から私立へ流れる子どもが増えるかもしれません。
御前崎市として、生徒ファーストの部活の在り方を提案して欲しいものです。
それが、移住定住者の増加につながれば最高ですよね。




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