体育功労者賞

第72回静岡新聞・静岡放送スポーツ表彰で、私の師匠の吉村勝先生が体育功労者賞を受賞しました。

おめでとうございます。

剣道会では、３人目ではないかと思いますが、長年、静岡県の剣道界にご尽力されてきたことが評価されての受賞、教え子一同喜んでいます。

吉村先生は、私の中学校時代の剣道部の顧問で、大学卒業後、御前崎に帰ってきてからも剣道の指導をお願いしている大恩師です。

中学時代の全国大会出場や社会人になってからの国体や都道府県大会に出場できたのは、先生の指導のお陰であることは間違いありません。

７７歳になった今でも、毎週土曜日には稽古をつけていただき、指導を仰いでいます。

県の稽古会では、吉村先生と稽古をしたい方々が列を作って、稽古の順番を待つほどの先生ですので、身近で指導をして頂けることに感謝しています。

昨日、スポーツ少年団の稽古始めで子供たちに話したことは、「剣道はスポーツではありません。武道です。剣道は心身を鍛えるために行うものですが、英語で鍛えるは、train、exerciseとか言います。これは精神を鍛えるという意味ではありません。剣道の鍛えるは英語にはありませんから、スポーツではないのです。」と説明しました。

剣道をすることは、単に上手くなること、試合に勝つことではなく、何事にも真剣に向き合うこと、集中力を養うことなんだという話をしましたが、こんなことを思うようになったことも、長年先生に指導していただいてきたことのお陰なのかと再確認しました。

まだまだ修行の身ですが、子供たちと一緒に心身を鍛えていきたいと思っていますので、剣道に興味がある方やお子さんにやらせてみたい方はお声をかけてください。