公務員の給料
- officetakada
- 2023年11月9日
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総理大臣の給料が上がる云々で世間が騒いでいますが、基本公務員は、民間給料が上がるとそれに合わせて上がる仕組みになっています。
よく聞く人事院勧告っていうのがそれなんですが、今年の春闘なんかの結果、民間企業の給料がベースアップすると、4月に遡って公務員の給料を上げるように人事院が指導するものです。
好景気の時は、若い人ほど給料が上がります。
私も、35年前役場に入った時の給料126,300円が、その年の人事院勧告を受けて143,100円になりました。
4月に遡って差額を12月にもらえましたので、ボーナスを2回もらったようで、よく覚えています。
今、この立場で考えると、一般企業や世間が頑張って景気を上げてくれた結果、努力をしないとは言わないけど、公務員がおいしい所を頂くんですよね。
なんか複雑な心境です。
公務員も景気が良くなるお手伝いが出来たら、ベースアップを胸を張って頂けるんですけど、好景気になると税収が増えるので、新しい施策を始める傾向があり、景気循環型というよりバラマキ型をしたがるのが良くないですよね。
給料は働いた対価であり、権利ですが、給料に見合う働きをしているかをチェックしていないような気がします。
年齢序列の給料体系では、若い人はやる気が出ないんじゃないかな。




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