市民プール運営再建
- officetakada
- 2024年8月21日
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昨日、予算決算審査特別委員会があり、市民プールの運営再建について説明と協議が行われた。
市民プールには、毎年2億ほど市一般会計から運営費の支出があり、これを縮減するための提案が教育委員会から出された。
内容は、施設管理業務委託の見直しと削減、正規職員から臨時・パートへの切り替えによる人件費の減、入場料の値上げの3つについてやれることから手を付けたいとの説明であった。
最初の二つについては、今更説明する必要もない自助努力の内容だが、入場料の値上げは入り込み客数にダイレクトに反映するものなので、先にサービスの向上による客数増加の努力をするべきだと提案したが、振興公社は営利事業ができないという思い込みから一蹴されてしまった。
また、施設の管理を任されている振興公社からすれば、入場料は市の会計に吸い上げられて、管理費の削減だけ求められているのだから、真剣に努力するはずがないと思う。
入場料を振興公社の収入とすることはできないか聞いたところ、市の歳入に入れるのは税法上、収入に対し税金が発生させないためとの説明だが、そもそも赤字なのだから税金の支払いがあるとも思えず、歯切れの悪い回答だった。
日常的に施設を利用している福田議員から貴重な意見が多く出されたが、それも取り上げられることなく、最後に最初から用意されていたと思われる意見書を採択して、会議終了となったが、入場料を上げたことで収入が増えればいいのだが、逆に減ることになった時、この意見書を出した1/13の責任は私にあると思うと、もっと協議を重ねてから意見書を出すべきではと言うべきだったのかもしれない。
病院の経営再建についてもそうだが、今まで金儲けのしたことがない公務員がいくら頭をひねってもいいアイデアが出るとは思えません。
施設の事務長のポスト付きで経営コンサルタントに再建を任せるとか、思い切ったやり方が必要ではないでしょうか。




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