財政調整基金がなくなると
- officetakada
- 2024年1月24日
- 読了時間: 2分
市の貯金がなくなるとどうなるのでしょう?
すぐに夕張市のようになるのではと心配する人がいると思いますが、すぐにそうはならないので安心してください。
いくつか想定されますが、一つは、市の収入規模に応じた行政運営をするということです。
毎月の給料で、食費や生活費、家のローン、子供の学習塾の月謝等を払ってとんとん、貯金はしないけど、借金もしないというやり方です。
もう一つは、今までの生活を続けるために、一時的に借金をして、景気が良くなって収入が増えたら返すし、もしだめなら子供に返してもらうというやり方です。
どちらが良くてどちらが悪いと言うつもりはありませんが、一般家庭なら前者かなと思います。
余談ですが、国は後者といえます。
国債を発行し、将来返すという方法は、今の物価上昇率の方が利息より高いので、借りておく方が得だということです。
500万円を借りて10年後に返すと600万円ですが、今500万の車は10年後には800万円で買うようになると予想すると200万円得する計算になるからです。
実際に物価は利息以上に上がってますよね。
話を戻します、財政調整基金がなくなったら、私たちの生活はどう変わるのでしょうか。
後者は何も変わらないですが、前者はぜいたくは当然できませんが、今まで当然のように受けていたサービスが受けられなくなったり、有料になったりします。
具体的には、子供医療費や給食費の有料化、水道代の値上げ、ぷるるゃ体育館の使用料の値上げなんかが起こると思います。
ただ、税金については、税率が決まってますから上がることはありません。
急激なサービスの有料化や値上げは、市民にとっては大きな負担となります。
そんなことがないように、どうやって市を運営するかが今後の大きな問題です。
そのことについて、明日は考えてみたいと思います。




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