賃上げと減税
- officetakada
- 2023年11月2日
- 読了時間: 2分
最近、新聞をはじめマスコミでは、減税の話題と賃上げについて報道されています。
そもそも、先進諸国と呼ばれている国の中で、日本は物価が非常に安い国です。
昼のランチを例にとってみても、日本では1,000円出せば、東京でも食べられますが、外国ではそうはいきません。
ニューヨークの例はよく聞きますが、ヨーロッパ諸国でもランチは2,000円以上しますし、最近物価が一番高いと言われているシンガポールでは、3,000円近くする話を聞いたことがあります。
もちろん、サラリーマンの年収が2倍以上違うのですから、相対的に見れば収入における生活費の割合は同じになるわけです。
ただ、税収も当然2倍なると考えれば、1,000兆円を超える日本の借金を早期に返済できますし、そもそも年収が2倍になれば、借金は1/2になったのと同じ効果です。
国が2%の物価の上昇を目指しているのは、国債の利息1%を相殺するためだと言われていますから、賃上げは実現したい国の政策でしょう。
ただし、お金を預けている方からしたら、価値が半分になってしまう訳ですから、たまったものではありません。
ここを上手にコントロールするために、牧之原市須々木出身の植田日銀総裁には頑張って欲しいものです。
国民がどんどんお金を使えば、この問題は解決するのですが、欲しい物がないのが現実です。
昭和の成長期、テレビ、冷蔵庫、洗濯機を買うために一生懸命働いたと言われるような、みんなが欲しがる物がない現代、景気を上げる物って何なんですかね?




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