輪島市中学生の集団避難
- officetakada
- 2024年1月29日
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能登半島地震により被害を受け、学校復旧の見込みが立たない輪島市の中学生が、白山市の学習施設に集団避難してから1週間以上が経ちます。
親としては苦渋の選択だったのではないでしょうか。
もちろん、親元を離れる子どもたちの不安もあったでしょうが、家族で一緒にいたいこんな時に、子供の受験や学習の遅れを最優先しなければならない親の辛さが身に沁みます。
それ程、子供の学習機会や学力向上は親の切実な思いだということが言えると思います。
では、御前崎市の学力について見てみると、今年度の全国学力学習調査の結果では、全国平均より約2点低い結果が出ています。
たった2点と思うがもしれませんが、これは大きな問題で過去にこれだけの点差はなかったのではないかと思います。
今年だけたまたま悪かったならいいのですが、ここ数年、平均より良かったという年がなかったような気がします。
勉強にやる気がある子の選択肢として私立中学の受験がありますが、この状況が続くと公立中学への進学が減少するのではないかと心配です。
教育委員会は、学力向上対策に本格的に乗り出す必要がありますし、学校現場で教員が授業に専念できる環境づくりに努める必要があると思います。
先生がしなければいけない仕事、誰がやってもいい仕事、先生にしかできない仕事、やらなくてもいいことを見極め、アウトソーシングするなり、地域や保護者に協力を求めるなりして、教員の力を学習に専念できるようにしてもらいたいと思います。
もちろん、我々も協力しなければいけません。
未来に御前崎市が生き残るためには、子どもたちを健全に育てていかなければならないのですから。




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